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2023年6月期 第2四半期決算説明資料(スクリプト付き)

2023年2月14日に動画配信いたしました2023年6月期第2四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー
全研本社株式会社
代表取締役社長 林順之亮
関連動画
2023年6月期 第2四半期決算説明動画

ご挨拶

ご挨拶スライド

皆さま、こんにちは。
私は全研本社株式会社 代表取締役社長の林 順之亮でございます。

第2四半期決算の概要

第2四半期決算の概要スライド

これより、2023年6月期第2四半期決算のご説明をさせていただきます。

2023年6月期第2四半期 連結決算ハイライト

2023年6月期第2四半期 連結決算ハイライトスライド

第2四半期は、前年同期比で減収減益となりました。
売上高は、36億円となり、2億円のマイナスとなりました。
営業利益は、4億円となり、8億円のマイナスとなりました。
ITセグメントにおける売上減少と費用増加が主な要因です。
次のページでセグメント別にご説明いたします。

2023年6月期第2四半期 連結決算ハイライト(セグメント別)【前年同期比】

2023年6月期第2四半期 連結決算ハイライト(セグメント別)【前年同期比】スライド

こちらは、セグメント別の前年同期比でございます。

ITセグメントは、減収減益でございます。
売上高は、27億円となり、3億円のマイナスとなりました。
これは主にコロナワクチン予約システムの売上が減少したことによるものとなります。
第2四半期におけるコロナワクチン予約システムの売上は約3億4千万円となり、前年同期比で4億8千万円のマイナスとなりました。
想定していましたように、コロナの収束にともない、特需ともいえるワクチン予約システムの需要が減少してきた結果となります。

セグメント利益は5億円となり、8億円のマイナスとなります。
この減益の主な要因は、減収に加え、コンテンツマーケティング事業の外注費等や人件費の増加、また、AI事業の研究開発費の増加でございます。

語学セグメントおよび不動産セグメントについて、特に大きな変動はございません。

四半期別業績推移

四半期別業績推移スライド

続きまして、直前四半期比です。
売上高は8千万円のプラス、営業利益は3千万円のプラス、と増収増益となりました。

主な事業に重要な変動はございません。

収益の分解情報 ~ITセグメント事業別

収益の分解情報 ~ITセグメント事業別スライド

次に、ITセグメントの売上高を事業別に分解したものでご説明いたします。

コンテンツマーケティング事業は、直前四半期比で減収となりました。
夏場の受注不調の表れですが、のちほど「主な指標」のご説明でもう少し詳しくご説明いたします。

AI事業は コロナワクチン予約システムの売上が想定より落ち込まず、売上を維持しております。

エリアポータルメディアの増加や、人流が復活した海外IT人材事業の増収により、メディア事業は増収となりました。

収益の分解情報 ~ストック/フロー別

収益の分解情報 ~ストック/フロー別スライド

ストック・フロー別に売上高を見た場合の比率は、「ストック 7」対「フロー 3」で変わりありません。

コロナワクチン予約システムの売上も想定より落ち込まず、前四半期の水準を維持しております。

業績予想に対する進捗率

業績予想に対する進捗率スライド

2023年6月期 第2四半期累計の業績予想との比較でございます。

第2四半期における売上高・利益ともに未達となりました。
コンテンツマーケティング事業が不調であったことが主な要因となります。

バランスシートの状況

バランスシートの状況スライド

バランスシートの状況でございます。

総資産は145億円で、純資産は121億円となりました。

自己資本比率は83.5%でございます。

キャッシュフローの状況

キャッシュフローの状況スライド

続いてキャッシュフローの状況についてご説明いたします。

営業キャッシュフローは、4億円の資金支出となりました。前年同期比でマイナス11億円となります。
主な減少要因は、利益の減少でございます。

投資キャッシュフローは1億円の資金支出、マイナス1億円となりました。
主に事業譲受による支出増加のためでございます。

財務キャッシュフローは、3億円の資金支出、マイナス1億円となりました。
主に配当金の支払い額の増加によるものでございます。

主な指標①

主な指標①スライド

続きまして、主力のコンテンツマーケティング事業の状況をご報告いたします。

第2四半期は、新規公開メディア数は54件で、直前四半期比でマイナス21件、運用メディア数は1,234件と、マイナス44件となりました。

注力しているBtoB業種は、ウェブ広告のニーズは高く、引き続きターゲット市場として重視しております。
しかし、様々な業種業態に応じた営業戦略の見直しを要したこと、また採用好調にともない人員育成に営業戦力が取られたことが、夏場の受注不調となり、新規公開メディア件数が大きく減少しております。

今後は、エビデンス営業の強化等でより強固な営業戦略を確立し、育成が進めば営業人員の拡充となりますので、事業年度末に向けて業績を積み上げていけるものと考えております。

また、メディア平均継続期間は、40ヶ月を超える結果となりました。

主な指標②

主な指標②スライド

集客メディアを業種別に見ますと、BtoB業種が比率を伸ばし46%となりました。

このBtoB業種は、製造業・機械・エネルギー・ITツール・コンサルなど、大変大きなマーケットでございます。
さらに、毎年新しい技術や商品が生まれ、新しいものほど情報が不足していますので、当社の専門メディアの開拓余地も増加していく傾向にございます。
BtoB業種のさまざまな未開拓企業を、今後も引き続きターゲットとしております。

取引先数につきましては、運用メディア数の減少により微減となりました。

中期成長戦略の状況

中期成長戦略の状況スライド

最後に、中期成長戦略に関して、第2四半期の取り組み状況をご報告いたします。

2023年6月期第2四半期の状況

2023年6月期第2四半期の状況スライド

中期成長戦略は、以下の2点でございます。
企業価値向上のため、1つ目に、主力事業であるコンテンツマーケティング事業のさらなる拡大を、2つ目に、成長事業と見込む海外人材事業の拡大を推進してまいります。

コンテンツマーケティング事業の拡大については、①顧客数の拡大 ②メディア単価の向上 ③メディア継続期間の長期化、という3点で進めてまいります。
第2四半期について、顧客数は、運用メディア件数の減少にともない微減となりました。メディア単価については、BtoB業種のメディア比率の上昇にともない、平均単価も上昇しております。また継続期間については伸長しております。

続きまして、海外人材事業の拡大についてです。
海外IT人材事業は、第2四半期においても、人材登録者数や内定人員を伸ばすことができました。人材登録者数はプラス254名で合計12,000名を超え、内定人員はプラス10名で累計247名となりました。

2022年10月には新プラットフォーム「Yaaay」をリリースいたしました。
登録人材のデータベースを活かし、サブスクモデルを開始しています。これにより、海外IT人材と日本企業とのマッチング機会を拡大させてまいります。

海外介護人材事業は、インドネシアにおいて、介護・日本語の教育プログラムを進め、来日に備えております。

また中期における数値目標としては、連結売上高についてCAGR15~20%を、連結営業利益率について、3年間平均20%と掲げております。この第2四半期については、予想を若干下回る進捗となっております。

おわりに

おわりにスライド

以上、2023年6月期 第2四半期の決算説明でございました。
本日の資料は、当社のIRライブラリーにてご確認いただけます。

ご視聴ありがとうございました。

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