2023年6月期 第1四半期決算説明資料(スクリプト付き)
2022年11月14日に動画配信いたしました2023年6月期第1四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。
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- 全研本社株式会社
代表取締役社長 林順之亮 - 関連動画
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ご挨拶
皆さまこんにちは。
私は全研本社株式会社 代表取締役社長の林 順之亮でございます。
第1四半期決算の概要
これより、2023年6月期第1四半期決算のご説明をさせていただきます。
2023年6月期第1四半期 連結決算ハイライト
第1四半期は、前年同期比で減収減益となりました。
売上高は17億円となり、5千万円のマイナスとなりました。
営業利益は2億円となり、3億円のマイナスとなりました。
ITセグメントにおける売上減少と費用増加が主な要因です。
次のページでセグメント別にご説明いたします。
2023年6月期第1四半期 連結決算ハイライト(セグメント別)【前年同期比】
こちらはセグメント別の前年同期比でございます。
ITセグメントは減収減益でございます。
売上高は13億円となり、8千万円のマイナスとなりました。これは主にコロナワクチン予約システムの売上が減少したことによるものとなります。
第1四半期におけるコロナワクチン予約システムの売上は約1億7千万円となり、前年同期比で1億5千万円のマイナスとなりました。
セグメント利益は2億円となり、3億円のマイナスとなります。
この減益の主な要因は、減収に加え、コンテンツマーケティング事業の外注費や人件費の増加、またAI事業の研究開発費などの増加でございます。
語学セグメントは減収増益でございます。
売上高は1億9千万円となり、1千万円のマイナスとなりました。これは昨年10月におこなった、英会話スクール事業譲渡によるものとなります。
不動産セグメントについては、特に大きな変動はございません。
四半期別業績推移
続きまして、直前四半期比です。
こちらも前年同期比同様に減収減益となりました。
売上高は1億円のマイナス、営業利益は2億円のマイナスとなりました。
減収の主な要因は、ITセグメントにおける、コロナワクチン予約システムの売上減少でございます。
減益の主な要因は先ほどのご報告と重なりますが、減収に加え、コンテンツマーケティング事業の外注費や人件費の増加、またAI事業の研究開発費などの増加でございます。
収益の分解情報 ~ITセグメント事業別
次に、ITセグメントの売上高を事業別に分解したものでご説明いたします。
直前四半期比でございますが、すべての事業において減収となりました。
コンテンツマーケティング事業では、引き続きBtoB業種へ戦力を集中させておりますが、様々な業種・業態の新規開拓に取り組む中で、新規公開メディアの売上が減少いたしました。
具体的には、BtoB業種と一口に言いましてもさまざまな企業があり、これまでと異なる営業戦略が必要とされるようになったことが影響しています。
コロナで中止されていた展示会など、現在は再開されてきていますが、ウェブ広告のニーズは引き続き高いという認識でございます。
足元では、効果的な営業戦略の確立と営業人員の育成に努めております。
AI事業はコロナワクチン予約システムの売上減少により減収となりました。
メディア事業に大きな変動はありません。
収益の分解情報 ~ストック/フロー別
ストック・フロー別に売上高を見た場合の比率は、「ストック7」対「フロー3」で変わりありません。
グラフの黄緑色の部分が、主にコンテンツマーケティング事業に係るストック売上でございますが、四半期ごとに積み上げが出来ております。
業績予想に対する進捗率
こちらの右手が、8月に発表いたしました、2023年6月期第2四半期累計の業績予想でございます。
第1四半期における売上高・利益は、おおむね予想通りの進捗となっております。
バランスシートの状況
バランスシートの状況でございます。
総資産は、145億円で、純資産は120億円となりました。
自己資本比率は82.9%でございます。
主な指標①
続きまして、主力のコンテンツマーケティング事業の状況をご報告いたします。
右のグラフが四半期での推移でございます。
第1四半期は新規公開メディア数は75件で、直前四半期比でマイナス47件。
運用メディア数は1,278件と、32件減少しました。
BtoB業種の新規開拓に取り組む中で、新規メディアの公開件数が減少しております。
運用メディア数の減少は、新規公開メディア数が少なかったことが要因となります。
また、メディア平均継続期間は、36ヶ月を超える水準を維持しております。
主な指標②
集客メディアを業種別に見ますと、BtoB業種は、比率を伸ばし、44%となりました。
このBtoB業種とは、製造業・機械・エネルギー・ITツール・コンサルなど、大変巨大なマーケットでございます。
BtoB業種のさまざまな未開拓企業を、今後も引き続きターゲットとしております。
取引先数は横ばいとなりました。
中期成長戦略の状況
最後に、中期成長戦略に関して、第1四半期の取り組み状況をご報告いたします。
9月に「事業計画及び成長可能性に関する事項」を開示いたしました。
2023年6月期第1四半期の状況
中期成長戦略は、2点。
企業価値向上のため、1つ目に、主力事業であるコンテンツマーケティング事業のさらなる拡大を。2つ目に、成長市場と見込む海外人材事業の拡大を推進してまいります。
コンテンツマーケティング事業の拡大については、①顧客数の拡大②メディア単価の向上③メディア継続期間の長期化、という3点で進めてまいります。
第1四半期について、顧客数は横ばいとなりました。新規開拓による売上が伸びなかったことが影響しています。
メディア単価については、BtoB業種のメディア比率の上昇にともない、平均単価も上昇しております。また、継続期間については、運用専門チームが対応にあたり伸長しております。
続きまして、海外人材事業の拡大についてでございます。
海外IT人材事業は、第1四半期はインドの新卒採用シーズンと重なり、人材登録者数や内定人員を伸ばすことができました。
人材登録者数はプラス386名、内定人員はプラス35名となりました。
足元では、10月に新プラットフォーム「Yaaay」をリリースいたしました。
これにより、海外IT人材と日本企業とのマッチング機会を拡大させてまいります。
海外介護人材事業は、インドネシアにおいて介護・日本語の教育プログラムを進め、来日に備えております。
また、中期における数値目標としては、連結売上高についてCAGR15~20%を、連結営業利益率について3年間平均20%、と掲げております。
この第1四半期については、ほぼ予想通りの進捗となっております。
おわりに
以上、2023年6月期第1四半期の決算説明でございました。
本日の資料は、当社のIRライブラリーにてご確認いただけます。
ご視聴、誠にありがとうございました。