●新卒1年目の日常_ファンソンヒ
こんにちは!
16卒 R&D事業部のファン・ソンヒです。
4月にWebエンジニアとして入社し、フルスタックエンジニアを目指して毎日奮闘しています!

フルスタックエンジニアとは、すべての開発プロセスを把握し、プロジェクトの最初から最後まで一人で制作ができる開発者のことです。

私が所属しているR&D事業部は、「Research & Development」すなわち、「研究と開発」を行っている部署で、私が夢に近づくために最適の環境が揃っている職場です。

今回のブログは、私がいま携わっているプロジェクトを通して、学んだこと、実践したこと、感じたことについて書かせていただきます!

現在の仕事

現在私は、社員が使用する社内システムの開発プロジェクトに参加しています。

入社して初めて参加したプロジェクトは、ほぼ完成段階だったので一部の機能を作ることしかできませんでしたが、その次に携わる事となった今回のプロジェクトは新しく始まったプロジェクトです。
開発プロセスの最初から最後まで、すべての過程を学ぶことができ、フルスタックエンジニアを目指している私にとっては大きなの学びのチャンスとなっています。

さらに、社外システムの場合、新しい技術を使うと予想外のことが起きたとき、すぐに対応できないというリスクがあるため、なるべく検証済みの技術を使いますが、今のプロジェクトは社内で使うシステムなので、今まで使われていない新しい技術やツールを試すことができて、最新技術の最前線で学べるという利点もあります。

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実際に他のプロジェクトで使われている、PHPという言語のフレームワーク[CakePHP]に関しても、[CakePHP3]という最新バージョンを使って、研究と開発を同時にしています。

このプロジェクトに入ったことは、フルスタックエンジニアを目指している私に与えられたチャンスだと思い、一度学んだことは、次から一人でできるようにしっかり復習し、他のプロジェクトメンバーが進めているところも個人的に研究を行いました。

ほんの少しずつですが成長していくことが感じられるので、毎日やりがいを感じながら働いています。

今までの仕事で学んだこと

社内システムのプロジェクトを進めながら、開発の全体的なプロセスについて、たくさん学びました。

最初にこのプロジェクトに参加したときは、どんな仕様のシステムなのか具体的に決められていなかったので、私も含め、プロジェクトのメンバーで会議を重ね、要件を一つずつ決めていきました。

要件定義をしていく中で、上司や先輩方は、ただ単に「この機能と要件が必要」という答えをくださるのではなく、「どんな機能があったら良いと思う?」「そのためにはどんな要件を立てるべきだと思う?」など、やり取りをしながら、新卒である私が自分で答えにたどり着けるよう進めてくださいました。

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どんなデータベースが必要か、どんな画面が必要で、どのように流れるのか、正しいデータが入ったことを確認するためにはどんな検査をしなければならないか、など、一つ一つ確認していくことで、これまで頭だけで理解していた知識が、いつの間にか自分の経験になっていました。

まだまだ未熟ではありますが、スキルだけでなく思考力や判断力まで育てられたのは「全研だからこそ」だと思います。

プロジェクトを進める中で困難だったこと

プロジェクトを進める上で、最も重要で、最も難しかったのがドキュメントの作成です。
開発をするときは、プロジェクトの要件を確かにするために、そして、後から入るメンバーにもプロジェクトの要件と状況を知らせるために、様々なドキュメントを作ります。

最初はこのドキュメントに入る内容をどんな文章で書くべきか見当もつきませんでした。
読んだ人が明確にプロジェクトを理解できる文章を書かなければなりませんが、日本語の知識が足りなかったせいで一度で完璧なドキュメントを書くことができず、先輩にチェックをしていただきながら、何度もやり直しを行いました。

そこで、きちんと相手が理解できる正しい文章のドキュメントを作成するために、いろいろ試してみました。
まず、日本語の文章力を育てるため、知らない単語や表現が出るとそれをメモしておいて、日報に活用してみました。

また、ドキュメントをチェックしていただいた際のフィードバックを全部メモして、後でドキュメントを作成するとき、それを見て自らチェックを行いました。

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そうすることで、間違えるところがどんどん少なくなってきて、今では自分の文章をそのまま使ってもしっかり相手に伝わるようになりました。

最後に

全研本社には、後輩の成長のために心から考えてくれる先輩がいます。
韓国人が多く所属しているR&D部署内で、楽しく日本語力を上げられるように日本語研修を準備してくださったり、
日本語能力試験(JLPT)の最高レベルであるN1に合格できるように、毎週対策テストを用意して、業務後にも韓国メンバーの勉強を手伝ってくださったりと、これ以上ない程のサポートをしていただいています。

仕事のときにも、きちんと自ら考えて答えを探せるように、私たち新入社員が理解できるようになるまで根気強く方向を示してくださるので、クリエイティブな考え方を育てることができているように感じています。

技術的なことだけではなく、先輩方の心構えや責任感、あきらめない心、楽しむこと、仲間意識など、業務以外にも学べることはたくさんあります。
私自身、今回のブログで紹介した開発の実力や日本語能力以外に、伝える力や行動力なども足りないと感じているので、積極的にプロジェクトやイベントに参加して、できるだけたくさんのことを学べるように頑張ります。

そして、いま私が先輩方にそうしていただいているように、いつかは後輩に同じこと、それ以上のことをしてあげられる先輩になりたいと思います!

以上、R&D事業部のソンヒでした!