はじめまして!
23卒の芽(めい)と申します。

私は現在ダイバーシティ事業部(以下DS)で海外のエンジニアと日本の企業がマッチングを実現するため、企業ごとに戦略を立て、内定に導くカスタマーサクセスとして勤務しています。
目まぐるしく環境が変化していった私の1年を振り返りたいと思います……ですが、その前に私について少しお話ししますね。

Let’s get to know me!私について

私は3歳から15歳まで家族とオーストラリアのゴールドコーストという街で過ごしました。
海と自然に囲まれた穏やかな町で、部活を3つ掛け持ちしながら習い事も常に6つくらい掛け持ちしているような忙しい子供時代を過ごしていました。気になったものはチャレンジしてみる!好奇心旺盛さが目立つ子でした。

そんな好奇心を振るわせ、私は唐突に「日本で勉強してみたい!暮らしてみたい!」という感情が湧き、家族をオーストラリアに残し15歳で単身日本に帰国します。

My interests 自分が心惹かれていたもの

そこから高校、大学と日本で過ごすのですが、どちらの国でも共通して行っていたのが身体表現です。

チアリーディング、日本舞踊、演劇…。静と動、様々な身体表現をすること、そしてそれを誰かに舞台の上でみせること。何かを表現している時が、自分が一番生き生きとしている瞬間のような気がしていて、気づいたら環境が変わっても自分の人生でずっと携わってきたものになっていました。
大学ではゼミや外部でも演劇に携わり、自分のピュアな”好き”を突き詰めた生活をしていました。


▲ 卒業公演のリハの時の一枚

そして、将来について考える時…演劇をこのまま続けるか、自身の出身地であり、家族が住んでいるオーストラリアに戻るかの選択で悩んでいました。
そこの選択肢に『就活』も一応含めていたのですが、でも実際は視野にあまり入れていなかったんです。というのも、自分が会社員として働いている姿が本当にイメージできず、会社をちょっとみてみてもいまいち興味がわかず、「日本で会社員とかないかな、楽しくなさそう」と思っていました。

そんな大学4年のある日、たまたまZenkenを見つけて私の人生は大きく変わります。とりあえず程度で最初は事業について少し覗いてみようと見ていたのですが、ここのプロダクトについて、そして様々なバックグラウンドを持った社員についてなど、会社のことを調べれば調べるほど興味が湧いてきました。

そしてその中でも、海外人材と日本の架け橋になる仕事、DSが提供するとてもグローバルな環境に一気に興味を惹かれ、『私がやるべきなのはこれかもしれない』と直感的にビビッときたのを今でも覚えています。

思いたったら突き進む私は、周りを驚かせながら今までイメージしていた将来像から急な舵を切り、入社まで1ヵ月をきった2023年3月、Zenkenに新卒として入社することが決まりました。

今までと全然違う?!追い詰められる、運用部門ディレクター編

そんなこんなでバタバタと新卒生活をスタートさせた私が研修を終えて仮配属された先は、Zenkenに興味を持ったきっかけでもあるDS…ではなく、バリューイノベーション事業部(現グローバルニッチトップ事業部)の運用部門でした。そこで私は運用ディレクターの業務を担当することになります。

今まで割と色々な事を器用にこなしていけるタイプだったので、自分が想像していなかった部署に心を躍らせながら、やってやるぞ!とスタートを切ります。

…ですが、現実は厳しく、開始早々蓄えなければならない知識量、そしてそのための勉強量が半端なく多く、早々に圧倒されてしまいます。

運用部門では、運用しているサイトをGoogleの検索結果画面で上位に表示させるための施策を自ら考えながら、クライアントに成果を実感していただけるサイトを作るために様々なことをします。

HTMLやCSSなどのマークアップ言語を扱うスキル、SEOやCROというWEBマーケティングの知識、GA4やサーチコンソールなどのツールを使う知識、そしてそれらを扱う論理的思考力…などなど、私が全く触れたことのないジャンルのものばかりでした。

もちろん知識も経験もないため、0から勉強をスタートさせました。

この時、自身の担当案件を頂き、仮説や根拠を上げながら改修案を考えていました。
改修案をメンターと上長にOKを頂き、その後実装する、改修案も実装数も目標を設定して実行するというのを繰り返していました。
実際OKをいただいて、自分で実装してページに反映されたときは感動ものでした…!

運用ディレクターになるにはタスクも多く、細かく、私は毎日食らいつこうとすごく必死でした。一つ一つの業務も時間内にできるようにタイマーを一回一回セットしたり、一週間分のスケジュールをあらかじめ全部スケジューリングするなどしながら、進めていきました。
家に帰りながらも、帰ってからも、知識をつけるため用意していただいた自己研鑽を必死に行いました。

いつも私の事を考えてくれていたメンターや上長

息継ぎをする暇もない、毎日の難しい運用の業務、そして大量の自己研鑽用の勉強。このままだと、私は確実にキャパオーバーになってしまうと思いました。

でも必要な勉強だし、きっと先輩たちもやってきたものだし、できない人だと思われたくない…とばかり思い、人に相談をするということを今までの人生でもあまりしてこなかった私は、ここでもできずにいました。

必死に勉強や業務を続けますが、その気持ちを言語化することができず、どんどん追い詰められ、終いには、どんどんふさぎこんでしまいます。この状態はいけないと気づくことが、私はとても遅く、仮配属も3か月がすぎたくらいにやっとメンターに正直に気持ちを伝え、相談することができました。

どう思われるだろう…とばかり気にしていましたが、私のメンターは私の言葉をしっかり聞いてくれて、けして見離すことなく、親身になってくれました。知識をつけながらどうやったら実現できるかを一緒に考えてくれ、新しい方法でしっかり自己研鑽も続けながら仮配属期間を無事完走することができました。

できないことや辛いことをため込まない。信頼してしっかり伝え、相談することも強さだということを学びました。

そして、今でもずっと思っていますが、この仮配属期間は私以上に私のメンターや上長が私のことを考えてくれていたと思います。業務のほかに仕事への向き合い方、社会人としての基礎など色々教えていただき、辛いことも多かったですが本当に学びの多い数か月でした。今でもチームの皆さん、そしてメンターと上長だったお二人には特にとても感謝しています。


▲ 仮配属時にお世話になった当時のメンターの日置さん(21卒)

DSでの新たな挑戦!Yaaay Freshers営業編

そして仮配属期間を終え、本配属が発表され…私は念願のDSに配属が決定!
Yaaay Freshersのコンサルチーム(営業)の一員となりました。

ここで、ダイバーシティ事業部について簡単に説明します。

DSでは、大きく分けて二つのプロダクトを扱っています。

インドの上位工科系大学40校と提携をし、そこのインドの新卒と企業を採用イベントを通してマッチングさせるYaaay Freshers
そして、世界中の中途エンジニアと日本企業をマッチングさせるプラットフォームのYaaay

私はその中で新卒の方、Yaaay Freshersの営業担当を担い、リスト作成、営業メール、テレアポ、展示会訪問、メルマガ作成、SNS投稿、営業資料作成…などなど、本当に色々経験させていただきました。

驚いたのは、部署によってこんなにもカルチャーが違うのかというところです。
バリューイノベーション事業部の運用部門時代は研修があったり、課題があったりと、スキルを蓄えるための道筋的なものがありましたが、DS自体が新規部署のため、正直そこまでのフォローがありません。自分で学んで、自主的に行動し、どんどん自分でチャレンジして、つかみ取っていくことが必要になってきます。

私の上長は私の性格にそちらの方が合っていると思ったのか、テレアポも展示会での逆営業も「やってみよう!」とロープレなしのぶっつけ本番で私を送り出してくれました…!
ドキドキしましたが、でもその分早い段階で色々経験し、学ぶことができ、そんな本番主義なところを私は楽しく思えました。

この時はチーム内で目標のアクション数が決まっており、自分の分を必ず達成しながら、チームのアクション数も私が担うように意識していました。
そのおかげかアポ獲得も順調に進み、結果私が獲得したアポ2件が早々に受注に繋がったんです…!!

そんなこんなで順調に進み、「早く自分で一人で商談して、受注できる営業になりたい!」と目標ができた、営業への本配属からわずか一か月半後。私は突然異動を言い渡されます。

「Yaaayカスタマーサクセスのチームに入ってもらいます」

色々慣れてきたところでもう異動…?プロダクトも違う…嬉しくない…というのが言われた時の気持ちでした。

自分で商談して、受注をするという目標を達成できないまま、営業チームを去らないといけないこと、そして良いチームメンバーと離れなければならないこと、正直驚きよりも悲しさが勝りました。

ですが、マイナスな意味ではなく、Yaaayを強化するため、新たにカスタマーサクセス選任のチームを結成することになり、そのメンバーとして選んでいただいたのです。
そして2ヶ月後、私は新結成されたYaaayカスタマーサクセスのメンバーになりました。

0➝1をする場所。現在、Yaaayカスタマーサクセス編

私が携わっているYaaayとは、”IT人材不足が深刻化している日本”と、”日本が好きで、日本で働きたいと思っている国外の優秀なエンジニア”、この二つをマッチングさせる採用プラットフォームです。


▲ Yaaayではこのように求人が公開されます!

国籍や言語に関わらず、その人が働きたい環境、働きたい国で働くことができたら、とても素敵な社会になると思っています。

そのような素敵な世界を実現していくべく、ローンチしたのが私たちが提供する「Yaaay」です。(なんだか壮大でかっこいいですよね…!このビジョンが私はとても好きです)

私はYaaayCSチーム内の既存顧客ユニットで、現在私を入れて2名でクライアント対応を担当しています。クライアントがサービスの利用を開始をするときに、今後の外国人採用の戦略を一緒に立てたり、採用がうまく行くようにフォローやノウハウを共有したり、電話やメールでサポートしたりなど、クライアントが良い人材を巡り合うための架け橋役をさせていただいています!

YaaayはYaaay Freshers以上にまだスタートした段階で、決まっていない事も多く、本当に0から考えていくことばかりです。

チームメンバーの一人ひとりがどうやったらよりマッチングが成立するのか、どうやったらより良いサービスになるのか、新卒だとか、社会人歴だとかも関係なく、真面目だけど、フラットに意見が言い合える環境がYaaayCSなのです!
クリエイティブに物事を考える人、分析をしながら冷静に考える人、人事を経験しながらその経験を活かす人…本当に色々な人がいて、毎日チームメンバーから刺激をもらっています。


▲ Yaaayの定例ミーティング。インドにいるメンバーやリモートのメンバーを繋いで毎週オンラインで行っています!

プロダクトのことを考え頭を悩ませることもありますが、私も今は自分一人で課題点や案をたくさん出せるようになり、自分が新卒という意識は正直もう全くありません。

Yaaayを担う一人のメンバーとして、より責任を持ちながら業務をしています。そして、クライアントがより良い外国人エンジニアとマッチングできるように自主的に動いて色々サポートをさせていただいています!

自分のアイディアをどんどんトライして実現できる。そんな素敵な環境で今は業務をさせていただいています。

After everyting 1年色々経験してみて

運用ディレクター、Yaaay Freshers営業、Yaaayカスタマーサクセスとこの1年間で様々な経験を積ませていただきました。

3職種やってみて思ったことは、どの経験も無駄にならないということです。

運用部門で論理的に考えながら、自己研鑽を積んで得た知識や、営業での挑戦を通じて培った度胸、全てが今のカスタマーサクセスの仕事の節々に活きています。特に0から何かを考えなければならない時、私はこれらの経験によって新しい施策や提案ができているとも思います。
ちなみに、クライアント対応をするときなど、「このクライアントにはこういうキャラでいこう」と、演劇の経験が活きる部分もあるんです!

この様々な経験が今の私を強くしている、そう思います。

仮配属最終日に上長から「思考し続けてください」とお言葉をいただきました。
その言葉を胸に留めながら、「今自分がするべきことはなんだろう」「今自分ができることはなんだろう」と常に考えています。

一年後の自分はどうなっているかな~ととても楽しみです。
就職する!と突然言った時は親や周りを驚かせましたが、この1年で自分が思いがけないスキルや経験を積ませていただき、確実に自分のプラスになっているため、自分の直感を信じて入社して良かったと思っています。

私は今後も私らしさを貫き続けます。そして、目の前のことをしっかりとやり、さらにスキルアップして、自分かっこいいじゃん!と思える人でいたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

以上、23卒 芽がお届けしました!